ガンガンガガガンで使ったソフト

絶賛公開中のガンガンガガガンですが(そこ笑わない)



HTML5とJavaScriptで作られています。このあたり、「Flash政治的に抹殺事件」とかHTML5やWebKitに関しては色々とハラワタが煮えくり返る思いがあるのだけれど、まあ金持ってる宗教団体には勝てないというこってす。しくしく。世の中、とりあえず動けばいいやって人が増えたし、これも時代の流れなんでしょうね。

それはともかく、このゲームはGameMakerというツールで作りました。

YoYo Games:GameMaker

1つのコードでブラウザ用からスマートフォンのアプリ、TizenやWindows phoneのような無残に敗れ去ったOS向けまで書き出せます。あれ、そういえばFirefox OSには対応してないね。おっと余計なことを。

もともとHumble Bundleというところで1200円くらいでフルセットを買って積んであったのを年末に触り始め、だいたい使い方がわかったので作ってみたというわけです。ゲームを作るに当たっては、GameMaker:Studio入門という本を参考にさせて頂きました。というかこれがなければ作れなかった。感謝。それとエミリー&シャルロット ラウンジというサイトにもお世話になりました。

この種のソフトはUnityが圧倒的なシェアと情報量を誇っていて、私もそのうち作る予定なんですが(ほんとか?)、簡単な2Dゲームならそこまで大げさなものを使わなくてもいいんじゃない?ということで、もっと簡単なものを探していました。すると結構あるんですよ。Clickteam FusionとかConstruct 2とかDefoldとかGodot Engineとか。

どれも基本的にはスマートフォンからHTML5まで出力可能なんですが、スクリプトなしで作れるものからLuaやPythonが使えたりと様々。内部的にもスマホのネイティブ(というかスクリプトの逐次実行というか)アプリが作れるものから、いわゆるガワネイティブまで。無料なものからそこそこお高いものまで。さすがにJavaScriptで作れとかいうのはなかったかな。知らんけども。

GameMakerはバグが多いです。今はバージョン2が出てて、1.4のバグを直すのかどうなのかって感じだけど、サポートもあまり感心しない(物理演算を使うと動かなくなるなんて、即座に修正すべき案件だぞ)。使い心地も少しクセがあるし。じゃあなんで使ってるかというと、妙な面白さがあるんだなこれ。ああ、こういう事をやりたいから、こんな仕様なんだな的な。泥臭いところが多いけど、そこがまた味わい深い。理想主義とは対極にある設計思想というか。

というわけで、もう少しこのツールを使ってみるつもり。次のミニゲームをお楽しみに。

ところでHTML5でゲーム作ってる人ってどのくらいいるんだろう?ブラウザによって動作も違うし、スマホの処理速度もまちまちで、こんなので商売するのは難しそうだけど、みんなどのへんのフィールドで頑張ってるの?ちとアプリにはヘキエキしていて離れようかと思ってるんだけど、こっちはこっちで砂漠が広がってるのかな?

コメントは受け付けていません。