話は今をさかのぼること、えーっと去年の末だったかな。青空文庫ビューア「A・文庫」で有名な@titoi2さんから「変わったお題のコンテストがあるよー」と教えていただいて。
…聞こえますか … スマートフォン … 用アプリで …
駄菓子屋 … に … 置いてあったような … ゲームを作るのです …
…なるほど。作ろう。ボクならつくれるんだー
というわけで完成したのがこちら。
上から次々と落ちてくる球を、釘の刺さった円盤を回してうまいことキャッチするという、その名も「月面着陸ゲーム」!
あ、笑ったな。
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で、話はこれからさらにさかのぼること数ヶ月前。寺町電人さんが懐かしいゲームセンターの画像をTwitterにアップしておられて。それを楽しんでいたら…
あ!セガのブラックホールだ!
と、また懐かしいものが。
あったなー。これパクろうかなー(コラコラ)。あと関西精機のエレメカで上から鉄球が落ちてきて、下の籠をハンドルで移動してキャッチするやつなかったっけ。リンゴゲーム。これ混ぜたら何かできないかなー。
と考えていたのを思い出したので混ぜてみました。思ってたほど面白くはならなかったね。すまんね。
何を表現したかったか
ゲームごときに表現もクソも。…ああ…不安定になる…ああ。
ま、それはともかく。
こんなゲームでも何かこうモチベーションを維持するためには目標が必要なんですよ。一人で完成させるのは大変なんだよ。絵を描いたり動画を撮ったり絵を描いたり絵を描いたり、ちょっとコード書いたり。もう作りたくないよ。モウ…ツクリ…タク…ナイヨ…
それでまあ。定めたテーマは2つ。
1つ目は、昔のオモチャを画面上で再現してみようじゃないかと。
今回も例によって物理演算ライブラリを使っているので(使っているんだよ)、関節的なものとかグニャグニャしたものとか、何か触って遊べる的なオモチャを作ろう。新幹線ゲームは駄菓子の箱が出るだけだったから、今度は動くものをチョコチョコ作ってみよう。
そして出来上がったのがこちらの景品の数々。ネタバレ注意。
2つ目は、昔のゴミのようなオマケをたくさん集めたときの不毛な幸福感を再現しようと。
ワタシ世代のゲームキッズにとって、グリコのオマケなんてのは高級でチャラくてお金持ちの女の子が集めるもの。我々はゲームセンターの景品でしか手に入らないゼリコをゲットし、そのオマケを高級なお菓子の空き缶に貯めこむことで大人の階段を登ったわけです。登りすぎるとイロイロとこじらせちゃいますけどね。キャラメルに歯の詰め物がくっついてとれたりね。
夜も寝ないで描きましたとも。景品の数々を。それもショボいやつを。なんでこんなものを集めてたんだろうね、あの頃。
今も大差ないものを集めてる人はあとで職員室まで。
公開されないもう一つのアプリ
実はもう一つアプリを作って応募したんですが、こちらは日の目を見ず。しかも企業が出したお題なのでロゴとか使いまくりで公開もできないというかわいそうなゲーム。なんというか、クラッカーの上にチョコが乗っているお菓子がテーマ。なんて名前だっけ。チョコボーイだっけ?それを作る奴を作ったんですよ。こんなの。
チューブから出るチョコが流体ぽかったりアームも物理演算してたり無意味に豪華に作ってねー。内輪では月面着陸ゲームより面白いと評判で私のスマートフォンを返してもらえないくらい遊ばれてたんだけどねー。公開できないの。ごめん。
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