石ノ森章太郎原作で、サイボーグ009を大人向きにした話。冷戦が140年続く架空の未来が舞台で、女スパイ009-1の死闘を描く。古本屋で見つけて買おうと思ったら、私の一ヶ月分の食費ぐらいしたので断念した記憶が。
これがアニメ化されてて、かなり好きでした(笑)。Gyaoで6話まで無料で見られます。原則として一話完結なんでお得かと。公開は2010年3月26日まで。
で、特筆すべきは主人公ミレーヌ・ホフマンの声(この名前を一発で変換できるGoogle先生って…)。釈由美子がやっております。セリフ棒読みでございます。でもこれがいいんだ。
ミレーヌってアニメ界では一ニを争う色っぽいキャラなんだけれど、これに釈由美子の声がピッタリ。やや抑揚に欠ける喋り方や少し舌っ足らずなところが、妙に生々しくて超セクシー。これは声優さんでは出せない。
ストーリーは石ノ森章太郎の王道を行く展開で、今のレベルからすれば古さを感じる。でもそれを逆手にとった演出が冴え渡ってるんだよなあ。アクションも派手だし敵はバンバン殺されるし。
でも胸にマシンガンが仕込まれてるのは勘弁してくれ(アフロダイエースかよっ)。こえーよ。