いやあ、なんつーか。バカゲー(笑)。一人称のシューティングではあるんですが、なかなかどうして。
テラフォーミングが完了した火星を舞台に、圧政に苦しむ人々を解放すべく戦うのが主人公の使命。とまあ、お馴染みのストーリーなんですが、なんかちょっと違うんだよね。
ランボーよろしく邪魔するやつらをドンドン倒していくと、後からあとからワラワラ兵士がわいてきてなぶり殺しにされちゃう。まさに数の暴力。小沢民主党も真っ青。おかしい。勝てない。
そうなんですねえ。主人公は反乱軍のゲリラなのです。こっそり忍び寄って建物を破壊したり自動車爆弾(うぉ)を仕掛けたり。で終わればさっさとアジトへ逃げ帰ると。そういうゲームなんですね。
笑ったのが、道路に立ってる政府広報の看板をブチ壊すとゲリラ側の士気が上がるという設定。火星にテレビやラジオはないのか!売ってるのは朝日新聞だけか!
さらに、単なる移動手段と思っていた自動車も、これで建物がバンバン壊せる人がひき殺せるとわかると俄然楽しく!そして徐々に強力な武器が増えてきて、火星は火の海に(笑)。
まあ総合的にみればゲームバランスも悪いし序盤はたるいんだけど、バカバカしくて楽しめる。建物なんかも、支柱を狙ってミサイルを命中させると、見事にガラガラと崩れ落ちるのが楽しい。こういう物理演算をきちんとやってるゲームって珍しいかも。
そしてなんといってもこのゲーム。Direct2Driveでセールやってて$4.95で買えたという!去年発売のゲームですぜ、旦那。英語でも平気ならお買い得。