ああ、これは。
新キャラと挿入歌に激しい違和感があるけど、それ以外は素晴らしいというかすさまじいというか。
映像は、これホントに人間が作ったのかってくらいすごい。未来人がタイムマシンに乗せて送ってきたんじゃないのかこれ。なんて作った人に失礼だけど、ちょっとありえないくらい動きもカットも素晴らしい。庵野監督をはじめとしたスタッフの才能と努力の結晶なんだけど、ここまで桁違いだと人間の力ってすごいなと感心してしまう(笑)。ハリウッドあたりの監督が1ダースくらい座りしょんべんしたんじゃないか。これじゃあ簡単にはパクれまいて。
ストーリーの方は、テレビシリーズでは主人公が絶望のあまり孤独死しちゃったって感じだったけれど、今回は各キャラにちょっとずつ希望が上乗せされて、それが全体に切なさを漂わせて、しかも暖かい。この先どうなるかは知らないけど、どうなったって大丈夫でしょう。
こういうのが観られるんだから長生きするもんだよね。