ラジオのポッドキャストを聞いていたら、例によって温暖化がどうしたとか二酸化炭素がこうしたとか。おまえら適当なことを喋ってるけど、温暖化はまだ科学的に証明されてないんだぞとか、今年は冷夏だったじゃねえかとか、毒づいてる私。
しかし、そのときのアナウンサーの言葉にカチンときたね。
「途上国にすれば、先進国はこれまで好き勝手にやってきて繁栄して、我々に二酸化炭素排出を抑えろとか勝手なことを言うな、て事ですね。その気持ちは良く分かります。」
ほんとにわかってるんだろうか?
これ、私はオジサンだけどさ、若者目線から話させてもらうよ。今の団塊世代ってのは、それこそガムシャラに頑張ってきたわけでしょ。その間、公害も引き起こしたし貿易摩擦もあったけど、発展もして豊かな国にしてきた。そしてもちろん、自分たちも金持ちになったわけじゃん。立派なことだよ。
それがどうだい、このところ。公共事業やらなんやらのツケは全部子供につけ回し。医療費も自分たちの支払いはほっかむりを決め込んで若い者に負担させる。年金もそう。あげくが二酸化炭素がどうしたとかで自国の産業発展を妨げるようなルールを決めちゃって。
老後は快適に過ごしたいからって気持ちはわからんでもないが、若者から未来を奪ってまでやることかね。彼らはどうやって暮らしていけばいいんだい?環境にやさしい技術とか介護とかがあるじゃないかって言うけど、連中だってやりたいこともあるし、年寄りの奴隷じゃないんだ。勝手に仕事がしにくい世の中にして、さあ頑張って下さいもないもんだ。
そこで提案なんだよ、お立ち会い。二酸化炭素の排出量を規制すべきだと主張する人たちからは炭素税を徴収し、それを若者に配るってのはどうだい。これなら公平だ。若者にだって自分たちの人生を謳歌する権利がある。その中に排出量取引権を入れてあげるんだ。で、二酸化炭素が温暖化に影響を与えるんだと信じている人たちは、彼らに金を払う。公平じゃないか。
今の若者だったら、たとえば気温に影響を与えるのが温暖化ガスだけじゃないことぐらい知っている。海流の影響とか雲の量とか。彼らはバカじゃないからネットを使っていくらでも調べる。たとえば排出量を一トン削減したら気温が何度低下するかなんて、そんな科学的根拠がどこにもないことぐらいすぐに気がつく。
「ああこれはヒアルロン酸とかナンチャラQ10とかと同類のトンデモ話なんだな。」
仮に温暖化が進んだとしても、それは何百年も後のことで、その頃には空気中の二酸化炭素を固定する装置が出来ていることぐらい想像がつく。おかしな強迫観念に付き合わせんなよってとこでしょ。
それでもどうしても二酸化炭素は減らすべきだがゴルフには行きたいという方々。どうです、若者との排出量取引。悪くない提案だと思うけど。こんくらいやらないと、若者は税金も年金も払わなくなるか、日本を出て行っちゃいますぜ。